投資家目線のソーシャルレンディングを正しく理解するために、仕組みが似ている「債券」について学んでおこう!

投資家目線のソーシャルレンディングを正しく理解するために、仕組みが似ている「債券」について学んでおこう!

投資家から見たソーシャルレンディングは、株式、債券、投資信託などと同じ投資商品となります。
ソーシャルレンディングを正しく理解するためには、仕組みが似ている債券のことを学んでおくと理解が早いかもしれません。でも、読者の中には「そもそも債券ってなに?」と思われる方がいるかもしれませんので、今回は債券の仕組みについて整理しておきます。

■債券とはお金を借りたときに発行する「借用証書」のようなもの

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国や地方自治体、一般の企業などはさまざまな事業のために莫大なお金が必要になりますが、そこで広く一般の人から一度に大量のお金を集めるための一つの資金調達方法が債券です。債券とはお金を借りたときに発行する「借用証書」のようなものとイメージするとわかりやすいでしょう。
預貯金にお金を預けると利息がもらえるのと同じで、債券を購入することでも利息がもらえます。債券を購入した金額を「元本」と呼びますが、定期預金と同様、満期が来れば元本が返済されます。

■途中売却すると元本割れの可能性もアリ

株式と同様、途中で売却できる点が定期預金との大きな違いです。ただし、満期まで保有すれば、元本にプラスして利息もつくのに対し、売却すると元本割れの可能性があります。株式と同様、債券の価格は毎日変化しているのです。
また、社債(民間企業が発行する債券)の場合、発行した企業が満期日前に倒産すると、貸したお金は最悪の場合、全額戻らない可能性があります。

■では、ソーシャルレンディングの仕組みは?

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ソーシャルレンディングは債券の仕組みに似ていますが、大きく違う点は、資金調達者へ直接貸し付けるのではなく、第三者が介在して貸し付けている点です。ソーシャルレンディングは、投資家がインターネットを通じてソーシャルレンディング運営会社と匿名組合契約を締結して出資を行い、その運営会社が資金を必要とする事業者に対して資金を貸付ける仕組みなのです。

次回、投資家目線のソーシャルレンディングと債券の違いを確認していきます。

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株式会社Money&You 代表取締役 頼藤太希

株式会社Money&You 代表取締役 頼藤太希代表取締役

投稿者プロフィール

1985年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、アメリカンファミリー生命保険会社資産運用リスク管理部にて、金融工学を駆使したリスク管理業務に従事。2015年に株式会社Money & Youを創業し、代表取締役社長に就任。女性向け、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場FP Cafe®を運営。
若手経済アナリストとして活躍し、元気でモチベーションが高まる講演には定評があり、オリコンやマネーゴーランドなどのメディアにて投資に関するコラムを連載。主な著書:「金融機関が教えたがらない年利20%の最強マネー術」(河出書房新社)。
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。

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